「盛岡冷麺」は、岩手県盛岡市で生まれた麺料理です。わんこそば・じゃじゃ麺と並んで「盛岡三大麺」のひとつに数えられ、今では全国にファンを持つご当地グルメになっています。
盛岡冷麺の始まり
盛岡冷麺の歴史は、昭和29年(1954年)にさかのぼります。朝鮮半島出身で盛岡に移り住んだ料理人が、故郷の咸興(ハムフン)冷麺と平壌(ピョンヤン)冷麺をもとに、日本人の口に合うよう独自の工夫を重ねて生み出したのが始まりとされています。
当初は見慣れない麺に戸惑う人も多かったそうですが、改良を重ねるうちに評判となり、盛岡の焼肉店文化とともに「焼肉の締めは冷麺」というスタイルが定着していきました。
特徴① 強いコシと透明感のある麺
盛岡冷麺の最大の特徴は、小麦粉と馬鈴薯でんぷんから作られる半透明でコシの強い麺です。そば粉を使う韓国の平壌冷麺と違い、つるりとした喉越しと、噛むほどに弾き返すような独特の弾力が楽しめます。生地を穴から押し出して麺にする「押し出し製法」で作られるのも特徴です。
特徴② 澄んだ冷たいスープとキムチの辛味
スープは牛骨などをじっくり煮出してから冷やした、透明感のある冷たいスープ。すっきりとした旨味の中に深いコクがあります。ここにキムチ(カクテキ)の辛味と酸味を合わせて、自分好みの味に調整しながら食べるのが盛岡流です。
特徴③ ゆで卵・きゅうり・果物のトッピング
ゆで卵、きゅうり、チャーシューや牛肉、そしてスイカや梨などの果物がのるのも盛岡冷麺ならでは。冷たいスープに果物の甘みが意外なほどよく合い、辛さの合間の箸休めになります。
東京で本場の味を
東京冷麺では、この盛岡冷麺の伝統を受け継ぎながら、豚しゃぶ・おろし・梅しそをのせた「東京冷麺」や豆乳坦々冷麺など、東京ならではのアレンジを加えた一杯をご用意しています。盛岡から直送した特製麺を使った本格派です。ぜひメニュー一覧からお気に入りの一杯を見つけてください。
