盛岡は、実は日本有数の「麺の街」。わんこそば・じゃじゃ麺・盛岡冷麺の3つは「盛岡三大麺」と呼ばれ、市民に深く愛されています。盛岡冷麺については別のコラムでたっぷり紹介しているので、今回は残るふたつ — わんこそばとじゃじゃ麺を主役に、麺の街・盛岡を旅する気分でご案内します。

わんこそば — 「はい、じゃんじゃん」のおもてなし

お椀に一口分のそばを、給仕さんが掛け声とともに次々と注いでくれる名物スタイル。お客様に温かいそばをたくさん振る舞いたいという、岩手のおもてなし文化から生まれたと言われています。

一般に「わんこそば15杯でかけそば1杯分ほど」と言われ、100杯超えを目指して挑戦する人も。食べ終えたらお椀にフタをするまで、そばは注がれ続けます。エンターテインメントとしての食事、という意味では日本屈指の存在です。

じゃじゃ麺 — 混ぜて、締めて、二度美味しい

平打ちのもちもち麺に特製の肉味噌、きゅうり、ねぎをのせ、豪快によく混ぜて食べる盛岡のソウルフード。中国の炸醤麺(ジャージャー麺)をもとに、戦後の盛岡で屋台から広まったとされています。お酢やラー油、おろしにんにくで自分好みに味を調えるのが流儀です。

そして最大のお楽しみが締めの「チータンタン」。麺を食べ終えた器に生卵を割り入れ、茹で湯と肉味噌を注いでもらうと、その場で卵スープに変身。一皿で二度美味しい仕掛けです。

三大麺の残るひとつが、盛岡冷麺

そして三大麺の中で最も全国に広がったのが盛岡冷麺。押し出しの強いコシとキムチの辛味が特徴で、韓国冷麺との違いも面白いところです。

東京で「三大麺のひとつ」を

わんこそばとじゃじゃ麺は盛岡へ行ったときのお楽しみに。盛岡冷麺は、秋葉原の東京冷麺でいつでも味わえます。メニュー一覧から、お気に入りの一杯を見つけてください。