暦の上では秋。それでも9月の東京は、日中30℃を超える日がまだまだ続きます。夏の疲れがどっと出てくるこの時期、「食欲はないのに、何か食べなきゃ」という日にこそ、冷麺がちょうどいいのです。
9月が一番つらい、という人は多い
残暑の厳しさに加えて、朝晩の気温差、冷房と外気の温度差 — 9月は体温調節をつかさどる自律神経が疲れやすい季節と言われています。真夏より9月のほうが「なんとなくだるい」と感じる人が多いのも、夏のあいだに積み重なった疲れが表に出てくるからです。
「食べられる」ことが大事
だるい日ほど、食事を抜いてしまいがち。でも体を立て直すには、まず食べられることが第一歩です。キンと冷えたスープと、つるりとのどを通る麺は、食欲が落ちた日でも不思議と入っていく(夏バテと冷麺の話)。豚しゃぶや卵でタンパク質、スープで水分と塩分を一緒にとれるのも、この時期にはうれしいポイントです。
残暑の日に選びたい一杯
さっぱり酸味で気持ちを切り替えたいなら、練り梅の梅しそ冷麺(900円)。胃にやさしくいきたい日は、ふわふわ大根おろしのおろし冷麺(750円)や、青森産長芋のとろろ冷麺(850円)が頼れます。しっかり食べて元気を出したい日は、豚しゃぶ・おろし・梅しそ・カクテキ全部のせの東京冷麺(1,300円)を。
冷麺は「夏だけ」の食べ物ではありません
冷麺はもともと冬の料理だったという説もあるくらい、季節を問わず愛されてきた麺。暑さの名残と秋の入口が同居する9月は、実は冷麺が一番おいしく感じられる季節かもしれません。夏を乗り切った自分へのごほうびに、一杯どうぞ。
